好きなものは好きと

 槇原敬之さんの名曲、『どんなときも』の歌詞で、“好きなもは好きと言える気持ち、抱きしめてたい”という一節がある。

 今日は大好きな生物で一日を溶かしてしまったが、体内環境やホルモンの勉強を沢山出来て、とても楽しかった。やはり好きな科目はいつまで勉強しても飽きることはなく、問題を解くほど更なる知識が欲しくなる快感がある。

 好きなのを好きと言える気持ちを糧に何かを努力することは、とても大切なことだと思う。僕は部活でバストロンボーンやピアノ、ボーカルなどをやっていたが、こんなにたくさんのパートをある程度のレベルまで独学で持ってこれたのは、偏に音楽と自分の作る音への愛情があったからこそだと最近思うようになった。

 自分の好きを大切に、自分の得意も大切に、たとえ好きと得意が一緒じゃなくても、嫌いになりさえしなければ、必ず相手のことを理解できる日が来るはずだと感じる。

 あしたの自分が今日の自分より確実に前に進んでいられるように、毎日やると決めたことを卒なくこなし、出来るようになった自分を励ましてあげる、出来ないのであればなぜできないのかをまずは自分で考える、それでもわからなければ躊躇いなく他人に聞く勇気を持つ、当たり前なことほど意外と大切だったりするのだろう。

 特に、好き、という気持ちは、誰にでもある気持ちなのだから、それこそこの気持ちに従って動くことは、至極大切なのだと今日思った。